12月21日、周南市立八代小学校とネパール・サンスカールをつなぎ、Web交流プログラム「DOTS」を実施しました。
八代小DOTS実施のきっかけ
今回の交流は、周南市教育委員会と連携して実施した「英語教員研修」きっかけに実現しました。DOTSの見学を通して、「ぜひ自分の学校でも」と声をかけていただいたことが形になり、本当に嬉しく思います。
また、全校生徒数が12名の八代小。普段から近隣の学校との遠隔授業が行われていたことが、スムーズな実施につながりました。
サンスカールの先生方の思い
一方のネパールでは、「日本との交流は初めて!」という7人の生徒が集まりました。サンスカールの先生方の、「できるだけ多くの生徒に経験してもらいたい」という思いがあり、ネパール側は毎回メンバーを入れ替えてDOTSに臨んでいます。
点と点がつながり、線となる。そして、もっとたくさんの人が笑顔になる。
そんな手応えを、ネパール・日本双方とのやり取りの中でも、感じるようになりました。これからも丁寧に、対話の時間を紡いでいきたいと思っています。
交流の様子は、動画でお届け!
初めての交流に、お互い緊張していた生徒たち。
しかし、お互いに自己紹介し合ううち、「Nice name!(いい名前だね!)」や「Me too!(自分も一緒!)」といった声が飛び交うようになり、笑顔やジェスチャーも増えていきました。
また、質問タイムで多く見られたのは、相手の国について「知りたい!」だけではなく、地域の魅力や自分の好きなものについても「伝えたい!」というエネルギーを持ち、積極的に話そうとする生徒たちの姿でした。
充実の時間を、2分間の動画にぎゅっとまとめてお届けします。ぜひ、ご覧ください!
2021年の終わりに…
今年は、DOTSの実施回数、実施校がぐんと増え、先生方、生徒さんたちとのたくさんの出会いにも恵まれた1年でした。
6月からレポートの執筆を担当してきましたが、一つ一つの交流から、その学校の生徒たちの個性、先生方の思い、マラウイやネパールの子どもたちが持つパワーを感じることができました。
言葉にするのが難しいと感じるほど、濃密で、わくわくの詰まった時間がそこにはあります。
これからも、DOTSの輪が、多くの人を巻き込んで広がっていくことを、願ってやみません。
2022年のWeb交流プログラム「DOTS」も、どうぞよろしくお願いします!