11月22日(火)20時から、第3回DOTSセミナー「世界とつながる教室のつくり方」を開催しました。

当日は、柚野木小学校校長・勝間田先生に、DOTSを始めたころのエピソードや、今もDOTSで交流を行っている理由をお話いただきました。また、後半はフリートークが繰り広げられ、交流先としてのマラウイとネパールの違い、Colorbathとはどんな組織で、メンバーはなぜColorbathと関わるようになったのか、などが語られました。

柚野木小とマラウイの交流

勝間田先生は、前任校の富田中学校時代からColorbathとの関わりがあります。WEB交流のために関わりが始まったというよりも、「吉川さん(Colorbath代表)と椎木さん(Colorbathスタッフ)に出会った感が強い」とおっしゃっていました。

その後柚野木小学校へ着任し、学校の現状と課題を知った後、DOTSを用いた交流を柚野木小でも実践しています。小学生同士の交流はもちろん、保護者もマラウイと触れ合う機会を設け、今年は「遊び」というテーマを掲げてマラウイとの交流を行っています。

今回のセミナーの中でのキーワードは、どんな交流でも「伝えたいことがある」ことから始まるというもの。

この言葉に対して、どの先生方もそれぞれの経験の中で感じるものがあったようでした。

そして、伝えたいことが生まれるためには、まずは知り合うところから始まる。知り合って、そこから相手を知りたくなり、伝えたいことができて、つながっていく、そんな交流がこのDOTSではできるのではないか、と感じました。

マラウイの生徒たち

Web交流プログラム「DOTS」は、出前授業のような形をとっていません。
学校が中心となって授業をつくることにとことんこだわり、先生方とのコミュニケーションを積み重ねてきました。

今後はこれまでの経験を活かして、「DOTSアンバサダー」と呼ばれるような、DOTSを行った経験のある先生が他の先生方に、授業づくりのコツやアイデアをシェアする取り組みを活発化していく予定です。

その一環として、「DOTS講習会」毎月開催しております。初めての方も、2回目・3回目の方も、ぜひお気軽にご参加ください!