12月7日、周南市立富田中学校マラウイのカプタ小学校をつなぎ、dots-report-tonda-221207を実施しました。

富田中とカプタ小の交流は、今年度3回目になります!

富田中学校では、今年度の交流を「冒険」と称しています。これは、生徒たちが、事前準備、当日の進行も含めて、先生の手をほぼ借りずに交流するといった取り組み。そこに集まった「マラウイと交流したい!冒険的チャレンジをしたい!」という富田中生と、マラウイ側のファシリテーター・フンバニさん、2名のマラウイの生徒での交流でした。

今回は、フンバニさんとの交流から始まるというイレギュラーな対応に加え、機材トラブルも発生し、交流のサポートを行うColorbathスタッフや、中学校の先生方は少しばたついていました。しかし、富田中生には前向きに状況を楽しんでチャレンジしようとする雰囲気が感じられました。

交流の前半、フンバニさんとの対話では、沢山質問を振られ、いつもとは違った出だしに戸惑う富田中の生徒たち…しかも言っていることがわかることもあるけれど、全くわからない部分もある…。

そんな中、「とりあえず、なにか返さなくちゃ!」といった様に、果敢に交流に挑む生徒の姿がみられました。

後半は、カプタ小の生徒が試験の合間を縫って参加し、生徒同士でやり取りすることができました。子ども同士の交流になると、お互いにアクセントの癖で聞こえない単語、名前、フレーズがあり、お互いに探ってしまう状況でした。結果沈黙になり、「どうしよう…」という空気に。

マラウイ側の生徒が質問してくれるが、何と言っているかわからない…。もう一回言って!と言えるはずなのに、なかなかその言葉も出てこない…

そんな中、今回の交流はタイムアップでした。

今回Colorbathスタッフとしてこの交流の場に参加していましたが、その場でのベストを求める判断が続き、交流中は私自身、実はとても緊張していました。フンバニさんと交流できるとわかった時も、今回がいい機会になるという想いはありつつも、日本側の生徒たちはどんな反応をするのだろう…と不安になっていました。

ただ、どんな状況にも富田中生はどこまでも「ありのまま」で。マラウイと交流できるということにわくわくしていて。英語の質問にたじたじになりながらも、目の前の状況をとりあえず楽しむ姿に、とても勇気をもらいました。

今回の交流をそれぞれの生徒がどう受け止めたのか、次回の交流でその場をどう過ごそうと思ってくるのか。これからもわくわくはつきません!