11月14日、山口県桜ヶ丘高等学校マラウイのカゼンゴ小学校をつなぎ、Web交流プログラム「DOTS」が実施されました。

桜ヶ丘高校では、英語の授業の一コマとしてのマラウイの小学生6名との交流です。事前学習において、マラウイのことを少し調べており、当日の自己紹介で話したいことを準備してきた生徒さんもいたようでした。

はじめに、桜ヶ丘高校の生徒から自己紹介が始まると、マラウイ側の子どもたちは、ちょっと身をより出したり、眉間にシワを寄せつつも、聞き取ろうとする姿が見えました。

順調に英語での自己紹介は進んでいるように見えましたが、一番最初に伝えたはずの名前をマラウイ側は聞き取れずにいたことが後に発覚。何度も名前を繰り返し、最終的にスペルを伝えることでやっと伝わりました。

名前を言い直す桜ヶ丘高校の生徒と一生懸命に聞くマラウイの先生と子どもたち

さらに、好きなものの話になった際、「すき焼き」の材料の「豆腐」が伝わらず苦戦。

「どんなもの?」と聞かれて、困り果てる高校生。「えーーっと、ホワイト、キューブ?」と言いながら、なんか違うんだよなあ…豆腐ってこれで伝わるのか?といった表情。

画像を使ったり、Colorbathスタッフの助けを借りながら、なんとか豆腐は大豆でできていること、白くてケーキのような見た目であることを伝えることができました。

高校生も、「伝わった!」と「伝わらなかった…」の両方を感じ取れたのではないでしょうか。

その後も、お互いに自己紹介をし、好きなスポーツや食べ物を共有していました。

交流の最後の方には、聞き返すこと、繰り返し言う時はゆっくり言うこと、といった相手へ伝えるための配慮が日本側、マラウイ側の双方から見ることができました。

今回話せなかった子どもたちも、話さなかった子どもたちも、英語を使って自分の言葉が相手に伝わる瞬間を見て何を感じたのか、気になりますね!