2月8日、山口市立柚野木小学校(山口県)と、諏訪市立城南小学校(長野県)がオンラインで交流を行いました。

自治体の違う二つの学校のつながりは、アフリカ・マラウイ

Colorbathのホームページをみて、同じようにマラウイとのオンライン交流プログラム「DOTS」に取り組んでいる学校があることを知った城南小の子どもたちからのリクエスト、そして、柚野木小の勝間田先生・城南小の横内先生のDOTSを通したつながりがあり、前回の交流・そして今回の交流が実現しました。

城南小の取り組み発表

カプタ小との交流の様子

まず、城南小の子どもたちから、「DOTS」「城南フェス」「コーヒープロジェクト」の3つのグループに分かれて発表がありました。

「DOTS」グループは、ネパールとマラウイ、それぞれの国との交流の経験を通して、マラウイの文化や暮らし、自分たちとの共通点を知ることができたワクワクについて発表。柚野木小から教わったトゥンブカ語(マラウイで使われていることばの一つ)を披露したことなども、報告していました。

「城南フェス」グループは、学校内でおこなわれる文化祭への出展について、5年生のときはレジンアートや石鹸づくりなどの手作り商品を、そして今年はColorbathのネパールコーヒーを、企画から商品づくり、宣伝、値付け、お客さんの対応まで体験し、さまざまなことを学んだと話していました。

そして「コーヒープロジェクト」グループは、Colorbathがなぜネパールの農村部でのコーヒープロジェクトに関わっているかから、自分たちで実際に焙煎をしてみたり、販売してみたりした経験についてわかりやすく説明していました。

パワーポイントの資料もとてもわかりやすく、柚野木の子どもたちも拍手で応えていました。

柚野木小の取り組み発表

カプタ小との交流の様子

柚野木小からは、地域の伝統芸能である「獅子舞」に関する紙芝居と、実際の踊りの発表がありました。

柚野木は地域の人から教わり、伝統芸能の継承に真剣に取り組んでいます。

城南のほとんどの子どもたちは獅子舞をテレビでしかみてこなかったことから、「初めてみました」「生き物みたいに動いていてすごいと思った!」と感想が寄せられていました。

まとめ

ともにマラウイとの交流に取り組んできた柚野木小と城南小。

各地域の特色を活かした取り組みをお互いに発表し合うことで、子どもたちにとっても、先生方にとっても、大きな刺激とモチベーションになったのではないかなと思います。

そして同時に、オンライン交流プログラム「DOTS」を通じて、自治体の違う二つの学校の深い関わりが生まれたことが、私たちもとても嬉しいです。

これからも、生徒たちの笑顔が弾ける現場をお届けしていきます。