8月16日(水)、日本・ネパール・マラウイ、総勢10名の先生をつなぎ、交流会を実施しました。
ふだんは、3か国の教室をオンラインでつなぐプログラム「DOTS」を、”生徒向け”に提供しているColorbath。
今回は、そんな生徒の後押しをする先生にも、オンライン交流の緊張感やわくわく、学びの大きさを体感してもらいたい!と、交流会を企画しました。
ネパールからは、現地の交流校・サンスカールの校長先生、ビマラ先生が参加。
マラウイからは、教育局で働くコーディネーター・ウォンガニ先生のほか、ミリアム 先生、ビートリス先生、エスター先生が参加しました。
そして日本からは、全国各地から4名の先生が勢揃い。
まずは日本人同士で自己紹介をおこない、ふだんどんな学校で働いているか、今回参加した理由などについて共有しました。
その間も、待機している海外の先生からは、「Zoomに入れたよ!」「インターネットの速度もいい感じ。」と、待ちきれない感が伝わる連絡が続々と。
「それでは、はじめましょう!」というスタッフ・椎木の声かけから、交流会がスタートしました。
5名の先生を、3人・2人のグループに分け、20分ずつ両国の先生と交流する形をとった、今回の会。
Colorbathスタッフは、最低限の通訳サポートなどのみをおこない、会話は参加者の先生方に委ねられました。
ネパールルームでは、長年教育にかかわってきたビマラ先生の熱い想いにふれる時間や、お互いの国の学校の共通点や違い、さらにおすすめの食べ物の話など、ビマラ先生のエネルギッシュさにあと押され、会話がぐんぐん進んでいきました。
人数の多いマラウイルームでは、その分ユニークな自己紹介が次々飛び出る内容に。
「ゴスペラ」「韓流ドラマ」など、意外と万国共通な余暇の過ごし方に気づかされたり、いつでも笑顔なマラウイの先生に、日本側もつられてボディランゲージが豊富になったりと、笑いの絶えない時間になりました。
交流会の終了後、
「英語を話すことは自分にとってチャレンジングだったけど、先生たちの熱い想いにふれられてとても楽しかった」
「今度は生徒にも、この体験をしてもらいたい!」
と、感想を語ってくれた先生方。
日本人同士でも、会話が止まったら自ら質問をはじめたり、その様子をみて自分も勇気を出して声を出してみたり、刺激を受け、サポートし合う様子は、ふだん生徒さんに対して行う「DOTS」の情景そのものでした。
英語ができるかどうかより大切なのは、お互いのことを想像し、コミュニケーションをとろうとする意志。
私たちにとっても、DOTSの原点を再認識する素敵な時間になりました。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました!
8/23(水)20時〜、「国際交流授業のつくり方」がわかるイベントを実施します!
私たちはこれまで、「生徒の英語力を伸ばしたい!」「世界に友達をつくってもらいたい」「途上国の課題を知ってほしい」など、さまざまなニーズに応え、多くの学びを届けてきました。
今回は、山口県で中学校教諭として働くふたりの先生をお迎え。
共通点は、「英語を話すことと、コミュニケーション能力を育むこと」のどちらもを大切にしたいと思っていること、そして、今年秋に、オンライン交流の実施を考えていることです。
「どんな授業枠組みでやる?」
「トークテーマはどうする?」
「評価はどうする?」
「学校内の他の先生たちの巻き込み方は?」などなど、
現役の先生ならではの視点から、作戦会議をしていく時間になります!
興味のある方は、ぜひご参加ください^^