8月1日、小学校教員の横内先生をお招きし、『世界とつながる「探究学習」の事例紹介〜「やれたらいいな」が「やりたい!」に変わる場所〜』を開催しました。

これまで行ってきたDOTSを活用した総合の時間の実践をお話していただき、これからの授業実践やDOTSのカタチについて考える時間となりました。

自己紹介

まずは毎回恒例の参加者同士の自己紹介。

最近の近況や趣味もお話し、これまでに会ったことがある方でも、お互いにその人について新しい発見を得られたのではないかと思います。

DOTSの説明

今回の参加者の方は、多くがこれまでもColorbathに関わりを持ってくださっていた方だったので、団体説明は割愛し、スタッフの椎木がDOTSの説明を行いました。

プロジェクト実施を通じてColorbath内でもバージョンアップしているDOTSの見方や捉え方。

どんな想いで取り組んでいるのかという部分を中心にお話しました。

横内先生のお話

横内先生の実施したオンライン交流の様子

横内先生にバトンタッチし、これまでの活動をお話していただきました。

横内先生がDOTSを始めたのは、今から2年前。

当時5年生の担任だった横内先生のクラスでは、総合の時間に世界のダンスを題材に授業をしていたそうです。調べ学習を行ったり、実際に様々なダンスを踊ってみるなかで、子どもたちから「練習したダンスを誰かに見せたい」「他の国のダンスを実際に見てみたい」という声があがり、その実施方法として見つけたのがDOTSだったそうです。

翌年、持ち上がりで6年生の担任になり、総合の時間でSDGsを題材に授業をすることに。オンライン交流も行いつつ、Colorbathの持続可能なコーヒープロジェクトも活用してくださいました。

具体的には、コーヒー豆を焙煎し、ポップを制作、そして地域のバザーで販売するという活動を行い、大盛況だったそうです。

また、同じくDOTSを行う日本国内の別の小学校ともオンライン交流を行い、新たな交流も生まれました。

この春から別の小学校に赴任し、4年生の担任をしている横内先生。今年度もDOTSを取り入れたいと考えているそうですが、一方で教員側の気持ちの押しつけにならないよう、あくまで子どもたちから、海外と交流をしてみたい!という気持ちを引き出せるよう工夫しているとお話していました。

対話の時間

その後は参加者同士で自由に交流、対話する時間です。

中学校でコーヒー豆の販売活動を行うことを検討している先生や、保護者の立場からDOTSに関わりたい方など、多様なバックグラウンドをもった皆さんと様々なお話で盛り上がりました。

スタッフも参加者の方のお話から学ぶことが多く、今後に活かしていきます。

ご参加頂いた皆さんありがとうございました!