6月22日、山口県山口市の柚野木(ゆのき)小学校と、マラウイのカプタ小学校を繋ぎ、web交流プログラム「DOTS」を実施しました。
初対面の生徒たちの交流は、元気いっぱいの自己紹介でスタート。お互いの名前と好きなものを覚えようと、生き生きとした表情で耳を傾けます。
柚野木小の生徒による学校紹介では、手作りのパネルが活躍しました。
ユニークな校舎や、朝の会などの取り組みに、マラウイの生徒たちも興味津々。オリジナルキャラ「ゆのキャン」が登場すると、笑顔と拍手が溢れました。
「どんな教科を勉強しているの?」
「制服の色は?」
寄せられた質問に、柚野木小の生徒が英語で回答すると、マラウイの生徒も自分たちの学校生活を説明。リアルタイムならではのやり取りを、楽しんでいました。
さらに日本の生徒からは、
「柚野木の周りでは熊が出るけど、マラウイでは?」
というユニークな質問が。
マラウイの生徒たちは、驚きながらも
「熊は見ないけど犬は見るよ!」
とフレンドリーに回答していました。
最初は緊張していた様子の生徒たちでしたが、会話を通してお互いの理解が深まったようです。交流の最後には、にっこり笑顔で記念写真を撮影していました。
英語だけではなく、お互いの母国語も多く飛び出した今回の交流。
マラウイの生徒からは、
「日本語が好きなので聞くことができてうれしかった」
日本の生徒からも、
「チェワ語でこんにちはとありがとうが言えてよかった」
と、言語の違いも楽しんでいる様子が印象的でした。
遠く離れ、文化も異なる日本とマラウイですが、オンラインを通した交流を通して参加した生徒たちの世界が少しでも広がっていれば、とてもうれしいです。
次回の交流では、どんな対話が繰り広げられるのか。
とても楽しみです!