6月19日、富士見丘中学高等学校(東京都)とネパール・サンスカールをつなぎ、オンライン交流プログラム「DOTS」を実施しました。当日は、富士見丘中高から12名、ネパールから9名が参加。
日本の生徒さんにとっては、初めてのネパールとの交流。英語で対話をする「難しさ」を感じつつも、多くの学びを得る時間になりました。
きっかけ
今回交流を実施した富士見丘中学高等学校のESS(英語クラブ)との連携のきっかけは、以前からColorbathを知ってくださっていたという、担当の長尾先生とのつながり。
今年の3月、ネパールを訪れていた長尾先生は、実際にネパールのサンスカールを訪問。現地の生徒や校長のビマラ先生とも対面し、熱い想いが実って今回の交流となりました。
緊張しながらも…
全3回のうち、初めての今日。
恒例の「自己紹介」からスタートし、「名前」や「好きなもの」を通してお互いへの理解を深めました。
「大きな声で、はっきりと喋ると伝わりやすいですよ」「たまにネットの調子が悪くなるから、そのときは呼んでくださいね!」
簡単なアドバイスの後は、Colorbathスタッフ・そして長尾先生は、離れた場所から生徒たちを見守ります。
今回は、両校の生徒さんともに中高生ということから、サポートしすぎず、自由に進めてもらうことにしました。
英語がなかなか聞き取れない場面では、勇気を持って「Can you say it again?」ときくことができた、日本の生徒さんたち。
快くゆっくり、はっきりもう1度話してくれるネパールの生徒の姿に、ほっとした様子でした。
ネパール→日本への問い
「なぜFirst NameではなくLast Nameで呼ぶの?」
「運動部はある?どんなものがあるの?」
「どこに住んでいるの?」
日本→ネパールへの問い
「ふだんどんな言語を喋るの?」
「ネパールではどんなスポーツが人気?」
「放課後はどんなことをする?」
また、日本側からは、学校生活に関するプレゼンテーションをおこないました。
中学1年生の生徒を、先輩がサポートする場面も。
ネパールの生徒たちも興味津々な様子でした。
後半も同世代ならではの会話が弾み、ぐっと距離が縮む1時間になったようです。
さっそく、次回に向けて…
ネームプレートや写真などを事前に準備していたネパールの生徒たちに刺激を受け、日本側の振り返りにはさっそく「次回はネームプレートを用意しよう」という言葉が。
生徒さんたちは、なかなか英語が聞き取れないことにもどかしさも感じていたようですが、その分、「次回はこんな工夫をしよう」といったアイデアや、「できるだけ笑顔でいよう」といった楽しむための工夫にも、多く気付ける時間になったようです。
次回の交流は、 10月の予定。
どんな姿がみられるか、今からとっても楽しみです。