7月27日、山口市立徳地中学校とネパール・サンスカールをつなぎ、オンライン交流プログラム「DOTS」を実施しました。30分という短い時間ではありましたが、子どもたちの「挑戦」がたくさん詰まった交流でした。
きっかけは「イングリッシュ・キャンプ」
今回の交流は、徳地中学校でおこなわれた「イングリッシュ・キャンプ」という取り組みの中におこなわれました。こちらは、英語に興味のある小中学生が集まり、1泊2日の中で、異文化交流や地元の文化体験、ALTとのレクリエーションなど、さまざまなコンテンツにふれるイベント。
ネパールとの交流は、1日目の午後、中学生16人と、小学生約10人が集まって実施されました。
先生方の参加もあり、わいわいと賑やかな様子。
ネパールからも8人の生徒が参加し、会話を楽しみました。
共通語は…ポケモン!?
自己紹介や、地域の文化紹介などで盛り上がった子どもたち。
中でも印象的だったのは、「ポケモン」に関するやりとりでした。
キャラクターの名前が日本語とネパール語では違うので、最初はなかなか会話が続かない様子。けれど、先生のスマホを借りて画像を見せあったり、詳しく説明したりすることで、だんだん理解が進んでいました。
また、最初は緊張気味だった小学生の子が、自分の好きなポケモンを言いたい!と前に出てきてくれた場面も。
先生からのコメント
交流実施後、担当教員の方からコメントをいただきました。
今回話すことができた生徒は自信がついたと思います。聞く、見るだけだった生徒も次は話してみたいという意欲に繋がったと思います。
英語が苦手な生徒も、得意な生徒もいますが、このような交流をこれからも続けることで、英語に対するハードルを少しでも下げて楽しいな、また話してみたいな、などの気持ちを感じてもらいたいです。
小学生と中学生が一緒に参加した今回の交流。世代、国境をこえて、コミュニケーションの楽しさを感じる機会になっていればうれしいなと思います。
次回のレポートもお楽しみに!